スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

項羽と劉邦


司馬先生の項羽と劉邦には恥ずかしながら一度挫折した覚えがある。
文化背景が違う事からかなりバックグラウンドの説明に紙面を割いたので、読んでてしんどくなってしまったのだ。
というより、劉邦みたいな奴が皇帝になったかと思うとなんかやりきれんかったのかも知れん。
でも、再チャレンジしてみたら、おもろいのなんのって!
劉邦に対して好感を持つようになってくるから不思議。おもろい人物やわあ。
中国ほど国がでかいと反って信長みたいなタイプよりも劉邦みたいな才のない人間の方が上手くいくのかも。
中国をテーマとした小説といえば以前紹介した宮城谷昌光だが、夏姫春秋の途中で挫折した。
なんかね、漢字って人名か、国の名前か、日本語としての単語かが分からんようになって、ちんぷんかんぷんになるんよ。
天空の舟は良かったけど、夏姫春秋はちと酷い。
また、陳舜臣の中国の歴史って本も1巻だけ読んだ。
こちらは文章は上手いんやけど、時代が前後してしまって、少し解りにくいところがあった。ただ続刊はいつか読むと思う。
ところがや、司馬先生はさすがでした。中国の長編はこれしか書いてないけど、これさえ読めばその前後の歴史背景が解るというとんでもない本。もちろん宮城谷昌光の欠点なんか司馬先生には見あたらず、すすすっと入っていける。
司馬先生の凄さを再認識させて貰いました。
スポンサーサイト

テルマエロマエ

けったいな漫画を発見したんで買うてみた。
ローマ人の建築家が、現代の日本にタイムスリップするという話なんやけど、そのローマ人ってのが風呂の建築士。
そしてタイムスリップ先は日本の銭湯。
日本の銭湯の凄さにひたすら感心して、再びローマに戻った時にそれを似せて作るというなんとも狭いテーマの話。
これがなんか妙なおもろさを持ってる。ちょっぴりローマの勉強にもなる。
作者は画家で、イタリア人と結婚してるらしく、昔の人が日本の銭湯みたらこう反応するやろなあというのを漫画にしたみたい。
おもろいので、同じ作者のモーレツイタリア家族も買うてみた。
ローマに興味がある人は是非どうぞ。

京極夏彦


直木賞作家という事でみてたらいつの間にか京極夏彦が受賞してた。
久々に妖怪本でも読んでみるかと古本で受賞本を買うて、読み終えた。
あれ、これって短編集なんやと気づいたのが第1話を読み終えた時。
お、なんか日本版アラビアンナイトやなと思わせる話でかなりおもろかった。
この時点で、これは続刊なのかと気づく。
で、前巻をアマゾンで注文。
これが不味かった。
2話目以降から、まあ、一言でいえば、めんどくさくなったのよ。
前にぬっぺらぼうの前巻で挫折したような感覚が襲ってきた。
短編となったことで読みやすくなったところはあるけど、相変わらずテンポがクソたるくて、もうどうでもええとなってくる。というより、あーだこーだと登場人物が言うてる間に、あまりにも簡単すぎる謎が分ってしまって興ざめしてしまう。
妖怪小説として不思議感は出て楽しいところはあるんやけど、わしゃ、めんどくさなってもた。
元々たいした小説でないと思ってたので速読法で読んだので4時間だったのが救い。
まあ、前巻は、また妖怪本が読みたいと突然思い立ったら読む事にする。
55点。

歳月



歳月の上巻を読み終えた。
しかしまあ、なんつう、エキサイティングな本じゃ!
ジャンルとしては幕末ものではなく、明治時代に入ってからの江藤新平という佐賀藩出身の話。
薩長閥に対抗するために江藤が色々策謀を巡らすんやけど、西郷隆盛とか大久保利通とか大隈重信、伊藤博文、板垣退助などがそれぞれの思惑を巡らして、強烈に興奮する読み物となってる。
これぞ、政争の決定版ともいうべき小説。
これに比べたら現代の政治家なんておままごとやな。
異才同士である江藤新平と大村益次郎の対面シーンなんてどうなるんやろとハラハラして読んだわ。

久しぶりに司馬先生の長編を読んだけど、やっぱりこの人に敵う作家はいません。
最近は好きな人物を知りたくて(司馬先生のは全て読んだので)津本陽の戦国時代ものを読んでたけど、やっぱり格が違う。
しっかし、たまらんなー、これ。無茶苦茶おもろすぎ。
なんでNHKは大河ドラマでやらんのやろ?
今こそ旬やと思うけどな。
下巻もじっくり読もっと。

福田定一


司馬遼太郎が本名で書いていた時代の短編集を読み終えた。
デビュー前後いったいどんな感じで書いてたんやろうと思って買うてみたが、いやはや、司馬遼太郎でした。
ただの短編なのだが、まあ、なんと美しい文章だろうと惚れ惚れする。
すべてに無駄がなく、よどみなく文章が流れ、気がつけば自分が”そこ”に存在する。
目に見えないものが見えはじめ、花の匂いをも嗅ぐことができる。
しかし、今頃出すなんて、どっから発掘してきたのやらw
花をテーマにして歴史と絡めてるところが面白い。
1時間くらいで読めるので司馬遼太郎初心者に軽い気持ちで読んで貰いたい。
プロフィール

ciaoakio

Author:ciaoakio
livedoorブログから引っ越してきました。くわっ!

FC2カウンター
最新記事
最新コメント
リンク
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。